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![]() 単行本 サンダース宮松敬子著 (Keiko Miyamatsu Saunders) 彩流社:2010年5月24日 発行 ISBN978−4779115257 定価:A5版(289頁)2500円+税
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本書を各サイトで参照 アマゾン|boople.com|紀伊國屋BookWeb|ブックサービス|ビーケーワン |
物書きというのは、いつも心の隅に「こんなものを書いてみたい・・・」という思いを持っているものです。それはフィクション、ノンフィクションのどちらの作家も同じことでしょう。
その夢が果たして現実のものになるかならないかは、それぞれの状況によるでしょうが、 私もフリーランスのライターとして出発したときから、生涯に一冊でも自分の本を出版したいと思っていました。
それが図らずも実現し、多くの方のご協力を得て今までに3冊を上梓することができ、加えて一冊目の「カナダ生き生き老い暮らし」(集英社)は文庫本にもなりました。
当書の「国際結婚 〜カナダからの報告〜」も、長い間頭の隅にあった題材を、あれこれ考えあぐねた末、再び周りの知人、友人のお力を借りて上梓の運びとなったのです。
この本は、カナダ全土に散らばる国際結婚をしている人々にアンケート調査した結果が大きな軸になっています。
そこで調査開始の時期からインターネットのblogを立ち上げ、回答にご協力下さった人々に向けて執筆の経過報告をして来ました。
上梓後は、出版関連や読者の書評がインターネットに載っていますのでそれをご覧頂き、また著者の私に直接送られてきた感想の一部は上記のblog載せてありますので参照下されば嬉しいです。
ここには「目次・小見出し」だけを掲載します。
プロローグ | |
カナダの国際結婚率は日本人がトップ/日本の国際結婚の現状/アンケート調査で実態を把握/36年前のカナダと私の国際結婚/二年に渡る日加修好80周年記念 |
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第一章 カナダの特徴 | |
カナダ少数の民族の割合/カナダの歴史/国のあり様/カナダから見るアメリカ |
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第二章 日本・カナダにおける国際結婚の推移 | |
日本における国際結婚の受容/カナダにおける国際結婚 |
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第三章 日本・カナダ政府の若者向けプログラム | |
海外に羽ばたく若者の増加/ワーキングホリデー制度/JETプログラム |
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第四章 日本人のカナダ・カナダ人観/カナダ人の日本・日本人観 |
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アンケートによる意識調査/日本人は好きですか?/日本人のカナダ・カナダ人観/カナダ人の日本・日本人観/それぞれの国への思い |
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第五章 日本人男性移住者とカナダ人女性との国際結婚 | |
カナダにおける日本人男性の国際結婚/日本のメディアに見る日本人男性の国際結婚像/日本人男性移住者の国際結婚 |
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第六章 日本人女性移住者とカナダ人男性との国際結婚 | |
カナダ在住の日本人移住者たちの国際結婚・事実婚/「文化的な相違を感じる時」そして「現在の心境」 |
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第七章 国際同性婚 | |
同性婚が認められた国/同性婚の増加/あるゲイカップル−日本人移住者と白人カナダ人男性の場合/あるレズビアンカップル−日本人女性移住者とアメリカからの白人移住者の場合/カナダに住む日本人の同性愛者たち/日本経済新聞の信憑性 |
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第八章 国際離婚 | |
市民権を得た「国際離婚」という言葉/日本人男性とカナダ人女性の場合/日本人女性と香港系カナダ人男性の場合/日本人女性とカリブ海の島からのブラック・カナディアンの男性の場合/ハーグ条約 |
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第九章 国際児 | |
「あいのこ」から「国際児」へ/岡田真澄氏の思い/活躍する国際児のタレント・芸能人/ハーフは強み?/30人に一人は国際児?/消えない差別/カップチーノ・キッズ/東洋人家族の子供たち/アンケート調査の結果/戸籍を汚さない |
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第十章 国際結婚当事者と親との関係 | |
日本での講演会で/日本の親のサポート/孫会いたさに/「UN(国連)みたいでしょ?」/日本の老親の問題‐アンケート調査から/アンケート調査の結果 |
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第十一章 日本・カナダ・アメリカのマスコミに見る国際結婚関連の報道 | |
日本における報道/カナダ・アメリカのおける報道 |
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第十二章 トロントの日本人移住者コミュニティの将来 | |
元サッカー選手・中田英寿氏のコラムに共感/女性の移住理由/外国でシニアライフを考える女性たち/日系人コミュニティの現状 |
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エピローグ | |
資料1 | アンケート調査の内容 |
資料2 | アンケート調査の集計結果 |
資料3 | 主な参考資料 |